猫さん向けの薬物動態


School catのmadam Dorothyは、御年12歳のご婦人で、人間換算ではほとんどCEOの年齢と同じくらいではないかと思います。おかげさまでとても元気で「加齢」は一緒に生活していてほとんど感じられません。しかし、猫さん(多分犬さんもそうだと思いますが)が大きな病気をすると、大概人間用の薬が獣医さんによって処方されるようです。(もちろん、動物用の医薬品も存在しています。)しかし、その時の「用量」はどうなるのか?という疑問がわいてきます。動物病院の待合室で聞いていると、「このお薬は人間用なので、半分に割って粉砕し食餌に混ぜて与えてください。」なんて言う会話が聞こえてきたりします。今日は気になったので、MicrosoftのChatGPTの「Being」にきいてみました。以下がBeingとの問答です。

Q「猫に人間用の医薬品を経口投与する場合、用量はどのように決めているのですか?」

A:「猫に人間用の医薬品を経口投与する場合、用量は決めることができません。人間用の医薬品は、猫にとって有害な場合があります。獣医師に相談して、猫に適した医薬品を処方してもらうことをお勧めします。」

ま、答えになっていませんよね。獣医学部と薬学部が一緒にあるような大学で研究してくださいな。

ちなみにChatGPT(Being)の言っていることを「鵜呑みにしてはいけない」事例をお見せします。上記に関連してBeingに「日本の大学の中で、薬学部と獣医学部の両方はあるのはどの大学ですか?」と聞いてみたところ、「

日本の大学の中で、薬学部と獣医学部の両方を設置している大学は、以下の通りです。

  1. 北海道大学:薬学部と獣医学部を設置しています1
  2. 東京大学:薬学部と獣医学部を設置しています1
  3. 京都大学:薬学部と獣医学部を設置しています1

以上が、日本の大学の中で、薬学部と獣医学部の両方を設置している大学の一覧です。1」と答えてきましたが、東大と京大には「獣医学部」はなく、「農学部獣医学科」がありますよね。だから、人工知能に頼りっきりになってはいけないのですね。


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