本日のゆっくり国試必須問題解説(YouTubeショート・231015)


107回、問45です。この問題から薬物速度論のいわゆる計算問題です。急速静注の時の血中薬物濃度の減り方から半減期を求め、それから消失速度定数(ke)を求める「定石通り」の計算問題です。注意しなければならないのは、投与薬物量(800 mg)という「ひっかけ」があること。それに、投与直後の薬物量と6時間後の薬物量から。「直感的」にこれらの数字が消失半減期を求める「ヒントになっている」ことがわかるか?ということですね。そもそも、必須問題は全90問を90分で解かなければならないわけですから、「複雑な計算式」を使わないと解けないような問題は出題できないのです。基本「暗算」、悪くても加減乗除の筆算をやるくらいが関の山です。こういう「出題者側の事情」も、問題を解く上でのヒントになるわけです。

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