(番外)ゆっくり国試必須問題解説(YouTubeショート・231020)


番外編として、107回・問13の「生物」問題から、分子生物学のセントラルドグマの流れ、の問題を、なんと「魔理沙」に解説してもらいました。

YouTubeショートのなかで魔理沙が言っているように、選択肢に出てくるような、分子生物学的な学術用語を「丸暗記」するのは、ナンセンスな勉強法です。この設問は「セントラルドグマ」(この言葉を最初に言い出したのは、あの「ワトソン、クリック」さんのうちのクリックさんです)の概念がきちんと理解できているかを聞いている問題ですが、このような「概念のピクチャライズ」を頭の中で行うことが重要です。また、この問題からいろいろな派生問題を作ることも可能です。例えば、問題で聞かれている「スプライシング」で取り除かれるRNA断片はなんて言いましたか?とか、成熟mRNAのうち、実際にアミノ酸に翻訳される部分は、何と言いましたか?のような問題です。答えは自分で調べておきましょう。このような「概念のピクチャライズ」を使った勉強方法は、例えば、薬理学で出てくる「薬の作用機序」の理解にも役立ちます。薬理の教科書に出てくる「絵」を自分で書いてみると、とてもよく理解できますよ。

なお「ゆっくり魔理沙と霊夢」の声は、AquesTalkのライセンスID:AQALCNTUSR01202371によります。


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